「インフレとは」
インフレとはインフレーションの略語です。このインフレーションとは為替(通貨)の価値に対して物価が上がる事を示します。
極端に説明すると、昨日100円で買えていた品物が今日は200円になってしまうという物価の変化がインフレーションに当たります。
この例では単一の商品の値上がりで説明しましたが、インフレは単一の商品の物価変動ではなく、実際には「物価全体」の値が上がりの割合を示します。また、インフレの影響は「物価価値の値上がり」と説明しましたが、これは「貨幣 (為替)価値の低下」という動きを併せ持っている現象なのです。
では不況下の状況で物価の上昇している現状は「インフレ」と表現されるのでしょうか?
確かに「物価の上昇」という面だけを捉えれば「インフレ」という状況なのですが、不況下でのインフレにはスタグフレーションという名前で呼ばれています。インフレには「インフレが起きる状況」や「インフレが起きる原因」によってそれぞれの名称を持っているのです。
■需要インフレ
需要に対して供給が間に合っていない場合に起きるインフレを「需要インフレ」と呼びます。需要が高いということは好景気であるケースが多く需要インフレの経済状態は概ね良いと判断してよいでしょう。
■供給インフレ
供給側にインフレの原因があるインフレを「供給インフレ」と呼びます。供給側でのインフレの原因ですが、原材料などの高騰などにその原因があります。
例えば石油製品を生産する場合には日本では消費する石油の殆どが輸入に頼っています。そして、中東情勢などの不安により原油価格が上がってしまった場合などに「供給インフレ」が起きてしまいます。
供給インフレは不景気、不景気には関係無くインフレが起きてしまう事から供給インフレは懸念されているインフレなのです。
■信用インフレ
銀行の貸し付けが肥大する事が原因によるインフレを信用インフレと呼びます。銀行が過剰な貸し付けを行なう事によって貨幣(為替)の価値が低下してしまうというインフレです。
信用インフレと呼ばれる要因は、銀行の信用創造機能が過多に働く事によるインフレである事に由来して名付けられています。
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